車を売るなら、「できるだけ高く売りたい」と考えるのは当然です。
しかし、車の買取価格は車種や年式だけで決まるわけではありません。
査定前の準備や売却方法によっては、数万円から数十万円もの差がつくことがあります。
例えば、1社だけで査定を受けてそのまま売却してしまう人も少なくありません。しかし、複数社を比較した結果、最初の査定額より10万円以上高く売れたというケースも珍しくありません。
この記事では、車を少しでも高く売るために知っておきたいポイントを分かりやすく解説します。
初めて車を売る方でも実践しやすい内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
車を高く売るために押さえたい7つのポイント
車を高く売るために重要なのは次の7つです。
- 査定前に洗車・車内清掃をする
- 純正パーツを用意する
- 修理は基本的にしない
- 売るタイミングを考える
- 必要書類を事前に準備する
- 相場を把握する
- 複数社へ査定を依頼する
どれも難しいことではありません。
少し準備するだけで査定額アップにつながる可能性があります。
1. 査定前に洗車・車内清掃をする
まず最初に行いたいのが洗車と車内清掃です。
「洗車しても査定額は変わらない」と言われることがありますが、それは半分正しく半分間違っています。
洗車そのものに価格が付くわけではありません。
しかし査定士も人です。
泥だらけの車よりも、大切に扱われてきたと感じる車の方が印象が良くなります。
また、車内が散らかっていると細かな状態を確認しにくくなり、本来の状態が正しく評価されない可能性もあります。
査定前には次の点をチェックしましょう。
- ボディの洗車
- ホイールの汚れ落とし
- ダッシュボードの拭き掃除
- フロアマットの清掃
- ゴミの撤去
- 気になる臭いの除去
30分ほどの作業で済むことが多いため、査定前にはぜひ実施しておきたいポイントです。
2. 純正パーツを用意する
社外パーツへ交換している場合でも、純正パーツはできるだけ保管しておきましょう。
特に人気車種では純正状態を好む購入希望者も多く、査定時の評価につながることがあります。
例えば、
- 純正ホイール
- 純正マフラー
- 純正サスペンション
- 純正オーディオ
- 純正ナビ
などが残っている場合は、一緒に査定へ持参しましょう。
社外パーツ自体に価値があるケースもありますが、純正パーツが揃っていることで販売しやすくなるため、査定額が上がる可能性があります。
3. 傷やへこみは無理に修理しない
車を売る前に
「傷を直した方が高く売れるのでは?」
と考える方もいます。
しかし、多くの場合はおすすめできません。
例えば、3万円かけて修理したとしても査定額が3万円以上上がるとは限らないからです。
買取店は提携工場で一般ユーザーより安く修理できるため、小さな傷であればそのまま査定へ出した方が結果的に得になるケースが多くあります。
もちろん、安全性に関わる故障や走行に支障がある不具合は別ですが、軽微な擦り傷程度であれば無理に修理する必要はありません。
4. 売却タイミングを見極める
中古車市場は需要によって相場が変動します。
一般的には、
- 1月〜3月
- 9月前後
は中古車の需要が高まりやすく、比較的高値が付きやすい時期と言われています。
また、モデルチェンジ前後でも査定額は変動します。
新型車が発売されると旧型モデルの相場が下がることもあるため、買い替えを考えている場合は早めに査定額を確認しておくことをおすすめします。
「まだ売るか決めていない」という段階でも、一度査定額を把握しておくことで判断材料になります。
5. 必要書類を事前に準備する
査定額そのものには大きく影響しませんが、必要書類が揃っていると売却までスムーズに進みます。
普通車の場合は、主に以下の書類を確認しておきましょう。
- 車検証
- 自賠責保険証明書
- 自動車税(種別割)納税証明書(必要な場合)
- リサイクル券
- 印鑑登録証明書(売却手続き時)
- 実印
※軽自動車では必要書類が異なる場合があります。
書類を紛失していても再発行できるものが多いため、査定前に一度確認しておくと安心です。
6. あらかじめ買取相場を調べておく
査定を受ける前に、おおよその相場を把握しておきましょう。
相場を知らないまま査定を受けると、その金額が高いのか安いのか判断できません。
相場を確認する方法としては、
- 中古車販売価格を見る
- 買取実績を公開しているサイトを見る
- 複数の査定サービスで概算を確認する
などがあります。
ただし、中古車販売価格と買取価格は異なるため、販売価格だけを参考にしすぎないよう注意しましょう。
7. 必ず複数社へ査定を依頼する
車を高く売るうえで、最も重要なのがこのポイントです。
同じ車でも、買取業者によって査定額は大きく異なります。
その理由は、
- 在庫状況
- 販売ルート
- 得意な車種
- 地域の需要
が会社ごとに違うからです。
例えばスポーツカーに強い買取店なら高く評価される車でも、ファミリーカー中心の買取店ではそれほど評価されないことがあります。
逆にSUVやミニバンは高く評価されるケースもあります。
実際には5万円〜20万円以上の差が付くことも珍しくありません。
そのため、最初の査定だけで売却を決めるのではなく、複数社の査定額を比較してから判断することをおすすめします。
ディーラー下取りと買取店はどちらがおすすめ?
ディーラーの下取りは、車の購入と売却を同時に進められるため手間が少ないというメリットがあります。
一方で、価格を重視するなら買取店の方が高値になるケースが多くあります。
下取りがおすすめな人
- 手続きを簡単に済ませたい
- 価格よりも手間を減らしたい
買取がおすすめな人
- 少しでも高く売りたい
- 複数社を比較する手間を惜しまない
どちらにもメリットがありますが、「高く売る」という目的なら、まずは買取価格を確認してから下取りと比較するのがおすすめです。
車を高く売るときによくある質問
Q. 走行距離が10万kmを超えていても売れますか?
はい。人気車種や状態が良い車であれば、10万kmを超えていても十分に買取価格が付く可能性があります。
Q. 傷やへこみがあっても査定してもらえますか?
もちろん可能です。
小さな傷であれば修理せず、そのまま査定を受けた方が結果的に得になるケースも多くあります。
Q. 車検が切れる前に売った方がいいですか?
一般的には、車検のために高額な費用をかけてから売るよりも、車検前に査定を受けた方が良いケースが多いです。
Q. 一括査定は利用した方がいいですか?
車を少しでも高く売りたい場合は、複数社の査定額を比較できるサービスを利用する価値があります。
ただし、サービスによって仕組みや連絡方法が異なるため、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
まとめ
車を高く売るためには、高価なテクニックよりも基本を押さえることが重要です。
特に今回紹介した、
- 査定前に洗車・車内清掃をする
- 純正パーツを用意する
- 修理は基本的にしない
- 売却時期を意識する
- 必要書類を準備する
- 相場を確認する
- 複数社の査定額を比較する
この7つを実践するだけでも、納得できる価格で売却できる可能性は高まります。
最後に覚えておきたいのは、車の査定額は1社だけでは適正価格が分からないということです。
同じ車でも査定額に大きな差が出ることがあるため、売却を決める前に複数社の査定結果を比較し、自分が納得できる条件で売却しましょう。
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